◇ 質問
資料の複製を考えておりますが、以前撮影したフィルムとデジタルデータがあります。
データを支給し複製を製作するのは可能でしょうか?
◇ 回答
当社は博物館・資料館等の複製製作に長年携わっております。
ご質問の内容であるデータ支給からの製作も他館で実績がございます。
複製製作するにあたり、資料の寸法、絵柄や文字の細かさによって撮影の分割数も変わってまいります。
また、色再現を目的とした調査も複製のためには必要となるため、まずはお客様との仕様内容確認のうえ実施作業に入ります。
今回のようにデータが支給される場合は、フィルムもしくはデータをお預かりし、
何処まで再現可能かご返答したうえで作業開始とさせて頂きます。
通常、4×5ポジフィルム支給の場合は文書等で60センチ以内を1カットで撮影してあれば問題はありませんが、
それ以上の広範囲を撮影してある場合は文字や絵柄の出力による再現性が落ちる場合があります。
デジタル撮影の場合は2200万画素以上の(4×5ポジ相当の再現性)カメラによる撮影、
スキャニングデータは原寸で400dpiがレプリカ製作における基準となります。
回答者名 ナカシャクリエイテブ株式会社 東京支店
担当者 文化施設担当 鈴木久仁子
住所 〒105-0013 東京都港区浜松町2-2-3
電話 03-5401-3636
FAX 03-5401-2022
E-mail k-suzuki@nakasha.co.jp